バイカーズ議連(BB議連)が発足

バイカーズ議連とは

バイカーズ議連ってご存じでしょうか。
バイクにお乗りの方で、バイカーズと聞けば、バイク用品専門店を思い浮かべる方も多いかと思います。
今回ご紹介するバイカーズ議連とは、バイク好きの国会議員が集まるサークルのようなものなんです。

バイカーズ議連は、超党派議員の集まる議員連盟の団体で、正式名称は「バイカーズ議員連盟」ということになります。
超党派議員とは、党派を超えた議員で構成される団体のことで、バイクが好きな議員で構成されているとはいえ、政治的にバイクに取り組むために結成されました。
略称「BB議連」とも呼ばれるバイカーズ議連、2021年3月に結成されたばかりで、様々な活動や取り組みを行っています。

バイカーズ議連発足の経緯

バイカーズ議連の趣旨は、「バイカーのバイカーによる、すべての人々のための持続可能な社会の実現目的とする」というものです。
簡単に言うと、ライダーの地位向上と、二輪の楽しさ普及のために、発足される運びとなりました。

バイカーズ議連のメンバーは、すべて 2輪バイク免許保持者で構成されており、同じくバイク免許を持つ国会議員事務所関係者も、オブザーバー会員として参加できることになっています。

会長は、大岡敏孝衆議院議員で、元スズキの社員として活躍していました。
また、同議連の幹事長は、立民の横沢高徳参院議員で、元モトクロスバイク選手だったことをご存じの方も多いのではないでしょうか。

第1回設立総会の様子

発足したばかりのバイカーズ議連は、3月23日に衆議院第一議員会館で、第1回設立総会が行われました。
これは、バイカーズ議連の発足の会となりましたが、早速現在多くのライダーたちの懸念となっている、都内の駐車場問題などが提起されました。

このバイクの駐車場問題ですが、その背景には2006年6月に、道路交通法が改正されたことにあります。
特に、街中での路上駐車取締りが厳しくなり、施行後に民間の駐車監視員が、路上駐車の取り締まりを行うようになったのです。

ご存じのように、バイク専門の駐車場は、ほとんど見ることはありません。
現在も引き続き、駐車場不足問題は解決しておらず、議連は解決に導く道を模索しています。

バイカーズ議連の活動計画について

発足して間もない議連は、これからの活動に関して、バイクに関する様々な問題を提起し、今後の課題として活動計画を行っていく予定とのことです。
第1回設立総会の中でも、様々な活動計画が持ち上がりました。
内容としては、本年度の活動計画は、以下の通りです。

・サイドスタンドプロジェクトに参加する。
・高速料金など、バイク関連制度や関連法規の点検と改革を目指す。
・バイク産業関連事業者との意見交換。
・レーサーやライダー、白バイ隊員等バイク関係者との交流。

・ライテクや安全教室、整備教室等の開催。
・電動二輪車普及に向けた、課題の整理。
・各種バイクイベント参加支援など

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