バイク文化を支える助成金

バイクで利用できる補助金の種類とは?

電動バイクを購入するにあたって、経済的な面で購入が厳しいというのであれば、補助金を利用してみるといいでしょう。
バイクによっては、購入時に補助金の降りる可能性があるからです。

利用可能な制度はCEV補助金で、このCEVとは「クリーンエネルギー乗り物」の略称です。
当初は自動車を対象にした補助金制度ですが、2022年から電動バイクも対象になりました。
該当車種を購入して所定の申請手続きをすれば、31,000円が補助金として交付されます。
補助金が交付される分、実質割引価格で購入できます。

補助金を受け取る方法について解説

補助金を受け取るためには、ただ対象車種を購入するだけでなく、申請手続きも行わないといけません。
まず補助対象の車種を購入して、車両登録手続きを済ませましょう。
そのうえで、こちらの補助金を主宰している次世代自動車振興センターという一般社団法人に申請手続きをします。
申請が受理されると、補助金交付しても問題ないか審査が行われ、もし審査通過すれば交付決定兼確定通知書が郵送され、補助金が銀行振込にて交付される形になります。

申請手続きするためには、申請書のほかにも本人確認書類やナンバー交付証明書のコピー、代金全額分の領収書、取得財産等管理台帳、金額の確認書類が必要になるので準備してください。
最後の金額の確認書類は、金額が明記されているもの、具体的には請求書や注文書、契約書いずれかのコピーを準備すればいいでしょう。
また、下取り車のある場合には、下取入庫証明書が必要になります。

補助金申請時の注意点

こちらの補助金制度ですが、電動バイクであればなんでも申請できるものではなく、対象車種でなければ申請しても補助金申請が却下されるので注意してください。
2024年2月時点で補助金申請できる電動バイクは、ヤマハのE-Vinoだけとなっています。

その他に、保有義務があることも留意しておきましょう。
申請して補助金を受け取ってから3年間は、原則その電動バイクを保有し続けなければなりません。
ただし先ほど紹介した次世代自動車振興センターの承認を受ければ転売や破棄は可能ですので、もし事故に遭った場合などは相談をしてみてください。

また、申請書類の提出期限も決められているので、速やかに必要書類を準備して提出できるようにしておきましょう。
期限は初年度登録日の1カ月後までですので、購入予定のE-Vinoの初年度登録がいつ行われるか、販売店のスタッフに確認を取っておきましょう。
申請手続きは、実施機関への提出のほかにオンライン申請も受け付けていますので、実施機関に行くことが難しければネットで手続きを進めてください。

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