やや重め!ツアラーバイクはツーリング向き?

長距離ツーリング向け

ツアラーは、英語ではTourerと書き、つまりはツアー向けのバイクとなります。
それは、長距離ツーリング向けの仕様となっているバイクであり、ライダーはライディング姿勢が楽に保てるように配慮した作りとなっています。
またフルカウルが基本であり、このために流線型なので、風の影響を受けにくいバイクです。

カウルによって体に受ける風を減らしてくれます。
しかしその反面、フルカウルという最大限の装備が付いているので、カウルが風を受けてツアラータイプのバイクは、メンテナンス回数が多くなる傾向にあり、メンテナンス費用も多くなる傾向にあります。

スポーツタイプのバイクと加速性能などはほとんど変わりありませんが、走行中に安定するように重量を重くしています。
スーパースポーツと同じぐらいの重量があるので、初心者や女性の方には、取り回しは難しいかもしれません。

長距離ツーリング向けとなっているために、通勤など短い距離メインの人にも適していません。
短い距離だとカウルはあってもなくても変わらないので、カウル分メンテナンス費用がかかります。
大型バイクで大型排気量なので、燃費もそれほど良くなく、短い距離メインならば、燃費の良いバイクを使った方が維持費は下がります。

ツアラーとしては、カワサキのNinja ZX-14Rがあり、性能では文句なしの1台です。
他にもNinjaシリーズのツアラーとしては、Ninja 1000などもあります。
そしてツアラーとして、一番有名だと言っても過言ではないのが、スズキのGSX1300Rハヤブサです。
こちらは、名前だけでも聞いたことがある人もいるでしょう。
もちろん、ホンダやヤマハも、ツアラーバイクを製造しています。

ツーリングで本領発揮

ツアラーに乗るならば、ツーリングで使ってこそ、その性能を十分に発揮できます。
収納スペースが豊富にあるモデルや、荷物を固定しやすいようになっているモデルなど、ツーリング向けの機能が満載です。
タンク容量も大きいので、ガソリンを入れる回数も少なくて済む場合が多いです。

ハンドルの位置もライダーに近い場所にあるので、スーパースポーツほどではなく、ハンドル操作が若干しやすくなっています。
エンジンパワーにも余裕があるので、高回転よりも中回転のスピードで走ると、走りやすくなっています。
そのために、長距離をゆったりと走るのにも向いているバイクです。

格好いいから買うというのも構いませんが、やはりツアラーを所有したならば、日帰りツーリングや、1泊や2泊のツーリングに言ってこそ、バイクの性能を発揮できます。
短い距離だけを走るならば、重くて取り回しもしにくいので、使いにくいでしょう。

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