高速道路での運転
バイクで高速道路を走るときの注意点
125cc以上の排気量のバイクは高速道路を走行することができます。
ただ注意をしておきたいのが125cc以上といっても原付二種では走行をすることができないという点です。
もともとスクータータイプのバイクというのは高速を出しての運転に向いていないということもありますし、125ccとして販売されているピンクナンバーの原付きは実際には124cc程度とわずかに規定の排気量を下回っています。
自分が乗っているバイクは高速道路の走行が許可されているかどうかきちんと調べておくようにしましょう。
また高速道路では走行中に車体トラブルがあるとただちに重大事故につながってしまいます。
長距離ツーリングの前にはきちんと機器のチェックを受けて空気圧など不備がないかと調べてから走行をしていきましょう。
高速で走行をするときにはタイヤに非常に大きな負担がかかってしまうので、老朽化したタイヤでは破裂をする危険があります。
タイヤの溝を含めて耐久力は十分であるかどうかをきちんと調べておきましょう。
高速道路の大敵は「横風」
バイクでの高速道路運転で最も大きな障害となるのが横風です。
都内からの人気のツーリングスポットとして海ほたるからの房総半島方面へのルートがありますが、この時に通る東京湾アクアラインは強烈な横風が吹き付ける場所としてライダーたちから難所と恐れられています。
もっともそのあたりの危険性から法定速度は80km/hまでとなっているのですが、かなり慎重に運転をしていないと急な突風でバランスを崩してしまうということもあります。
横風対策としては服装を整えるということがかなり有効です。
走行していてバタバタとはためくような服装は揺れが激しくなりバランスを崩しやすくなります。
防寒対策も兼ねてレザージャケットなど体にしっくりと馴染むものを身につけるようにしましょう。
また強風は目に大きな刺激となりますので、必ずフルフェイスなどシールドのあるヘルメットを着用するか、もしくはゴーグルを付けて走行してください。