林道ツーリングがしたいなら迷わずオフロードに乗ろう!
荒れ地を走るのに最適
オフロードバイクは、モタードとも言われており、offroadであり整地されていない道を走るのに適しているバイクです。
土の凸凹した道であったり、林道などの岩があり木が倒れているような道、または段差のあるような道を走るのに適しています。
そのような道を走るために作られているので、タイヤはブロック状になっており、サスペンションのストロークは長く太く、衝撃を吸収し、タイヤは滑りにくくなっています。
またオフロードを走るような場合であれば、ライダーブーツを履き、プロテクターを付けて、転んでも良いような格好をして、オフロードバイクで走るようなこともあります。
日本でも海外でも、オフロードバイクを対象としたレースはいくつもあります。
またオフロードバイクが走るレースとして一番有名なのは、エンデューロでしょう。
それはさながら、バイク版のトライアスロンのようでもあります。
バイクの中でもオフロードの歴史は一番古いです。
最初に登場したモデルというと、ヤマハのDT-1があります。
この頃はまだオフロードというジャンルは完全には確立されておらず、曖昧な部分がありました。
ブロック状のタイヤに、長いフォーク、エンジンガードを備えており、まさに今のオフロードバイクの原型と言えます。
アメリカに頼まれて作ったバイクながらも、日本でもヒットします。
そしてその後は、XL250SやKL250が登場に、2次ブームがやってきます。
この頃になると、休日に山に行けばオフロードバイクだらけだったと言います。
さらに時代は進み、カワサキがオフロードバイクにオンロードタイヤを履かせたD-TRACKERというモデルを発売し、これがモタードと言われるジャンルのバイクを確立します。
オフロードバイクでは、サスペンションのストロークを2倍にしたモノクロスサスペンションも開発され、これは空飛ぶサスペンションとも言われるほど、凹凸を一気に飛び越えれるほど性能が向上しました。
オフロードを走る
やはりオフロードバイクを買ったならば、オフロードを走らないとその醍醐味は伝わりません。
見た目以上に馬力があり、初速が早いので、一気に加速します。
砂利道や倒木のあるような道は、オフロードバイクならば難なく走れます。
凸凹道を走っても、その衝撃を吸収してくれるので、安定性があります。
またオフロードバイクを本格的に楽しむならば、トライアルに参加する方法もあります。
設定されたコースを完走するかを競い、大きな岩があったり、丸太があったりするので、バイクを停止させず足を付かずに走り抜けることを目指します。
トライアルに参加しなくても、やはり一度は近くの山道をオフロードバイクで走ってみるべきでしょう。