ミニバイクに乗るメリットは?税金が安いって本当?
排気量が低い
ミニバイクというのは厳密に、このようなものだという定義はありません。
小さいバイクのことをそのように呼んでおり、50cc以上125cc以下のものを呼ぶことが多いです。
原付よりも排気量は多く、中型バイクよりは排気量の低い範囲のバイクです。
原付は普通自動車免許で乗れますが、ミニバイクとなるとさらに1つ上の小型限定普通二輪免許が必要であり、免許取得しないとなりません。
原付は法定速度が30km/hまでとされていますが、ミニバイクになると60km/hまで上がるので、公道を走るには車の流れに乗りやすく、原付と違い60km/hのスピードを出してもスピード違反にはなりません。
原付の二段階右折も行なわなくて良く、煩わしい右折をしなくて済みます。
ただし、小型限定普通二輪免許を取得しても、125cc以上でないと高速道路は走れないので、ミニバイクは走れません。
税金関連は、原付とほとんど変わらず、軽自動車税が2千円程度、自賠責保険が1年で7千5百円ぐらいかかります。
燃費も原付よりは劣りますが、中型バイクよりも良いです。
スーパーカブ 110であればリッター50km前後、CBR125Rならばリッター30km前後はあります。
ほとんど原付とは変わりないので、長距離ツーリングには向いていません。
最高速度が60km/hなので、これを見ても長距離ツーリングでは不向きと言えますが、出来ないことはないです。
原付でもミニバイクでもゆっくりと日にちをかければ遠くまでのツーリングは可能ですが、疲れるのでおすすめはできません。
日常で使うならば、原付と同じく通勤や通学、買い物などで使うと便利でしょう。
小回りが利き、車体が小さいので、渋滞も気にせずに進めます。
バイクらしい見た目
ミニバイクとなると、スーパーカブ110やディオ110などのように見た目が原付と変わらないというバイクもありますが、中型バイクに近いような見た目のバイクもあります。
バイクらしい見た目のミニバイクというと、ホンダのCBR125RやカワサキのKSR110があります。
これならば、カウルを備えており、フロントホークもあり、大型のマフラーもついており、多くの方がイメージするバイクらしい見た目になっています。
またその他にもホンダモンキーのようなオフロードバイクのような見た目のミニバイクもあります。
50cc以上の原付より排気量の多いバイクになると、その選択肢が広がってきます。
そのままスクーターのような見た目のバイクにするか、中型バイクに近いモデルにするか、モンキーやズーマーのような少し変わった見た目のバイクにするか、などと色々な形のバイクを選べます。
ちなみに乗るために小型限定普通二輪免許を取得するとなると、10万円から15万円ぐらいの費用がかかります。