バイク乗りが気をつけるべきスリップポイント
バランスを崩しやすい二輪車
自動車と異なり二輪しかないバイクではちょっとしたスリップもすぐに転倒の原因になってしまいます。
基本的に公道ではスリップによる事故が起こりにくいように安全上の配慮はしてありますが、雨天時などにはどうしても滑りやすくなってしまう箇所があります。
実際にスリップをしてしまったという経験を聞いてみるとまず最も多いのは「マンホールの蓋」部分です。
マンホールは下水処理の関係から路面に設置されていることもよくあり、バイクがその上に乗り上げてしまうとどうしても大きく滑ってしまうことになります。
同じように排水口に取り付けられた網も水で濡れたときには大変滑りやすくなってしまうので、走行をするときには真上でフロントブレーキをかけないなど注意しながら走行していきましょう。
路面に落ちている障害物にも注意
バイクのスリップが起こるのは金属製の板の上に乗り上げてしまった場合です。
マンホールや鉄柵以外にも、高架道路のつなぎ目に使われている金属部分なども危険が高い箇所と言えます。
またタイヤスリップではなくバランスを崩しやすくしてしまう要因としてあるのが道路上に落ちている障害物です。
空き缶やビニール袋など、風で流されてきたゴミの上に乗り上げてしまうと一発で転倒をしてしまうことになります。
他にも道路上には落ち葉や花びら、工事用トラックからの砂利といったものがよく落ちていますので、走行をするときにはそれらの上に乗り上げないように注意をしていきましょう。