バイクは煽られやすい!?

最近のあおり運転の傾向について

近年あおり運転は社会問題となっており、様々なメディアで報じられています。
あおり運転の傾向としては、スマートフォンやSNSなどの利用による運転中の注意が散漫になっていることが一つの原因となっています。
つまり、スマホを使っていて危ない運転をしてしまったことで、相手に怒りを生じさせることが増えているのです。
渋滞や交通事故などによるイライラやストレスによって、あおられる方は悪くないのに、一方的に怒りをぶつけられてしまうといった事例も生じています。

全体的な傾向としては、他人に対する攻撃を我慢せずにストレートにぶつけてしまうという感情を持ちやすい人ほど、あおり運転をしやすいとされています。
ついカッとなり、怒りをコントロールできないためにあおり運転をしてしまうのです。
これには、自己中心的な考え方や他者への思いやりの欠如といった思考パターンも関係しています。

こうした原因と共に、SNSであおり運転がさらされることも社会的な傾向となっています。
スマホやドラレコで撮った映像をSNSで公開することによって、加害者を特定するケースも多々あります。
もちろんスマホで撮影するのは自己防衛につながりますし、警察への通報や後の立件の際の証拠となる重要なものです。
しかし、いわゆるネット上のさらし行為として行き過ぎる事例もあり、注意が必要です。

バイクという面で見ると、バイクは車と比べて車体が小さく見えたり、走行速度が速いため運転者から見えにくい場合があります。
また、車と比べて弱そうな印象を与えることも多いため、あおり運転を受けるリスクが高いとされています。
さらにバイクに乗る人は少ないため、車の運転者からの差別的な視線を受けることもあるのも否定できないところでしょう。

バイクのあおり運転は受け取られ方次第というところもあるので注意が必要

あおり運転を受けることは、運転者にとって大変なストレスになります。
そこで、ライダーができる対策としてはまず車間距離を十分に取ることです。
これにより、運転者が前のバイクの運転にイライラするのをある程度回避することができます。
また、車間距離を取っておくことで、あおり運転をしてきた車からの追突事故を回避することもできます。

あおり運転の原因の1つとして、前の車が遅いと感じることで、速く走れと言いたくて車間距離を詰めてくるといったこともあります。
そのため、通行の流れを意識してスピードを保つことや、必要な時には前の車を素早く追い越すことであおり運転を回避することができます。
とはいえ、無理な追い越しをしたり急な車線変更をしたりすると、こちら側にはなんの意図もないのに相手にとっては挑発的だと思われることもあります。
相手の受け取られ方次第という点もあるので、できるだけソフトな運転を意識することであおり運転を防止できます。

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