【スズキ】アドレスV125S リミテッド

・実用使いNo.1の「アドレスV125S リミテッド」

通勤や通学でバイクを走らせている人を見かけたとき、アドレスに乗っている人が多いことに気づくライダーは少なくないと思います。
「アドレスV125S リミテッド」は前モデルのV125Gから大きな進化を遂げたのち、さらにリミテッドとして新たにパワーアップしたスクーターです。

アドレスV125S リミテッドの大きなポイントは、真冬でも快適に運転できるようヒーター機能を搭載している点。
最近はヒーター機能を搭載しているバイクが増えているようですが、アドレスV125S リミテッドにおけるヒート効果や走りについてこちらで解説していきたいと思います。

アドレスV125S リミテッドには2つのヒーター機能がついていますが、まず注目したいのがグリップヒーターです。
ヒート効果を妨げないようハンドル周りにカバーがあり、温熱効果を高める役割を果たしてくれます。

ヒーターのコントロールは左ハンドルで行い、5段階で調節できるようになっています。
実際にスイッチを入れてみると、数10秒で暖かさを感じることができ、その即暖性はかなりのもの。
通勤や通学では長時間バイクに乗ることは少ないので、現地に到着したころに暖まってくるようでは本末転倒ですが、この即効性なら手をかじかむことなく快適に運転できるでしょう。

もうひとつ、肝心なシートヒーターは、グリップヒーターと比較すると即暖性には劣るものの、暖まり始めたらその効果は抜群で、それこそ腰のほうまで熱が伝わってくる感覚です。
ヒーター機能はロングライドの人に必要な印象がありますが、極寒の中運転をし、すぐに仕事や勉強など別のシーンに移って活動しなければならない人にこそ必要かもしれません。

・アドレスV125S リミテッドの走りについて

排気量が125ccということもあり、ボディがコンパクトにまとまっているからか、アドレスV125S リミテッドにおいても走りが不安定になるのではと考えるライダーが多いようです。
しかしその心配は一切ご無用で、コンパクトなボディからは考えられないほどどっしりとした安定感あふれる走りを実感できます。

タイヤの食いつきがとてもよいので、この点も安定した走りに一役買っています。
ハンドルを操作してもブレることがなく、直進に戻せばすぐにまっすぐ走り出す、その安定さこそがヘビーユーザーに支持される理由のひとつだといえるでしょう。

アドレスV125S リミテッドは本体価格が28万円強、快適、快速な通勤と実用性に富んだユーティリティーを考えたら、決して高くはない金額です。
これから通勤用のスクーターを購入しようと検討中の方は、ぜひ候補に入れてみては。

Comments are closed.