夜間走行

夜間走行での交通安全

夜間走行をするときに気をつけたいポイント

自動二輪車がからんだ死亡事故では、夕方8時から夜中0時までの時間帯に事故が多発をしています。

夜間は視界が悪くなってしまうとともに、一日の疲れから注意力が散漫になってしまうことがあるためです。

自動車と違ってバイクの場合エンジンをかけるとすぐにライトが点灯するしくみになっているのでライトのつけ忘れが起こる可能性は少ないのですが、だからといって常に安全ということにはなりません。

ライトにはハイビームとロービームがあるので使い分けをしながら周囲の安全を確認して進むようにしましょう。

ライトを付けて進行するときには、対向車のライトとちょうどぶつかり合う場所が見えにくくなるという蒸発現象が起こります。

そのためもし道路を横断しようとしている歩行者がいても発見が遅れてしまうため、ヘッドライトの光から目をそらすようにするとともに見えにくい場所に何かが潜んでいないか十分注意しながら進むようにしてください。

反射材がついたウェアで安全性をアップ

夜間の運転をするときには、ライト以外にも自分の場所を示せる反射材を使うようにするのがおすすめです。

視認についての実験をしたところ、明るい色の服を着ているだけのときよりも反射材を使っている方が30m以上遠くからでも視認してもらえるということがわかっています。

バイクの場合自分が事故を起こさないことはもとより周囲から自分の存在を認識してもらうということも同時に重要になります。

バイク用の反射材やリフレクターは専用ショップにいけばかなりおしゃれなデザインのものも多く販売されています。

ステッカー代わりにバイクの車体に付けるのもいいですし、ヘルメットやグローブなどいつもバイクに乗るときに身につけるものに貼っておけばいちいち夜になってから取り付ける必要がなくなります。

おすすめなのが反射テープをハンドルの両側のバーエンドに巻きつけるように貼るという方法です。

バイクは暗くなると車幅を認識されにくくなるので、あらかじめ周囲に幅を認識してもらうことで引っ掛けが起こりにくくなります。

アイディア商品もあります

当たり前な反射材ではおもしろくないという人にはかっこいいアイディア商品もあります。

例えばナンバープレートの外枠として付ける光るカバーや、サスペンションで使用するバネがそのまま反射材になるというようなものです。

他にもタイヤフレームに取り付けることができたり自転車のペダル部分のようにタンデムステップの裏側に取り付けることができるようになっているものなども売られています。

売却をするときにも安心な取り外し可能なタイプもあるのでお気に入りのものを選んでみてください。

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